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悪いことばかりじゃない?「聴覚過敏」と生きる私にとっての「音」の話

こんにちは!ミャウです。

皆さん、苦手な音ってありますか?

黒板を爪でひっかく音、怒鳴り声、咀嚼音など、いろいろ聞きますよね。

私は、「ビニール袋の”カシャカシャ”という音」が苦手で、聞くたびに「いやー!」ってなります。

「ああー!確かに!」と思った方、どれくらいるだろう〜??

今回はそんな、「音」についてのお話です!!

聴覚過敏

私は、ひと言プロフィールや自己紹介にも書いている通り、「感覚過敏」で、特に聴覚がとても敏感です。そのため、些細な音でも拾ってしまって気になってしまいます。

感覚過敏には過敏になる対象ごとに細かく分けられていて、私のように音に過敏なことを、「聴覚過敏」と呼びます。他の五感もそれぞれ、「味覚過敏」「嗅覚過敏」 「触覚過敏」 「視覚過敏」と呼ばれていますが、過敏すぎることは時に日常生活に影響を与えてしまうので困っている人も少なくありません。五感以外にも、平衡感覚、温度感覚、電磁波の過敏など色々あるそうです。

私の場合、聴覚以外の感覚過敏もあるのですが、今回は聴覚過敏を抱える私にとって、音ってどんなものなのか?という話を知っていただけたらと思います!

音は避けたいもの、、、でも、、

多くの方にとって、音は、「見えない」し、「触れないもの」じゃないかな?と思いますが、私の感覚では、「音は触れられるもの」なんですよね。これについてもどれくらいの方が共感できるものなのか気になりますが、例えば、振動がそのまま体当たりしてくるような感覚、、、って言ったらイメージくらいはできますでしょうか??

ドラえもんの道具に、「コエカタマリン」というものがあるのですが、ご存知ですか?

ちょっと違うかもしれませんが、私にとっての音は、音によってはこんな感じです!

藤子不二雄先生の絵も素敵なんですが、私も絵を描くのが大好きなんで、ちょっと自分で描いた絵でもこの感覚を説明させていただきます!

私が感じる音のイメージ

どうですか?

こんな感じで、電車や車の音にはグーパン的な衝撃だったり、さっきあげたビニールの音はわしゃわしゃされている感じだったり、高笑いだったらなんか、刺さってきたりするんですよね(笑)。

そういった感覚の特性から、例えば女子大生だとお友達と行く機会も多い、カラオケだったり、映画館は大きな音が降ってくる環境ですから私にとってはちょっとした戦いに行くくらいのモチベーションなんですよね(笑)。

女子大生といえば、大学の講義でも、大きな教室の場合先生がマイクを使いますが、その音も結構やばいです。先生は攻撃してくるわけじゃないのはもちろん知っていますが、「いつ音にやられるのか…!」、みたいなことを常に考えながら講義を聴いているし、カラオケや映画館に「行こう」って友達が誘ってくれるときも、断ってしまいます。

如何に音を避けるか?

私は常にその事を考えて、「もう大きな音を聞きたくない」、「音に殴られたくない」と思い続けてきました。でも、友達とカラオケとか映画に行きたいし、誘ってくれる友達に申し訳ないなぁっていう思いもずっとありました。

そんな私のマストアイテム!

皆さんにとっての音がどのようなものかわかりませんが、こんな感じで私にとって音はちょっとした悩みのタネ、解決したい課題なのです。

そんな私にとって必須アイテムとなっているものがあります。

それが、「耳栓」「ノイズキャンセリング機能搭載のイヤホン」です!

最近はちっさくても高性能なモデルが増えて嬉しいですよね〜!ありがたや〜。

耳栓は、小さい物を何個か買って、必ず1つカバン入れています。もうお守りです(笑)。両耳に装着してしまうと周りの音が聞こえなくて危ないシーンもありますので、片耳だけ入れることもありますが、それでも私を攻撃してくる音は激減するので、気持ちも楽になるんですよね。

耳栓やNCイヤホンのいいところのひとつにその小ささがありますが、おかげで髪に隠せて、誰にも気づかれない様に装備できます。なので周りに気を使わせる心配がありません。ありがたや〜。NC機能だけで言うとオーバーヘッド型のヘッドホンも有能ですが、これだと明らかに音を遮っているのが周りにも伝わってしまいますからね〜。

そういう利点もあるし、そもそも小さいことはいつでも持ち歩けるわけで、私は常に装備or携帯して生きています!カラオケや映画館、ライブなどにどうしても行かないといけない時ももちろんこの装備とともに挑みます。

もしかしたら、「そこまで音を遮ってて大丈夫なの?」と思われる方がいるかも知れませんが、大丈夫です!

遮光のために使う、サングラス。眩しさは軽減されても、完全に何も見えなくする訳ではなりませんよね。あれと同じ感じで、私も完全に音をゼロにするような使い方ではなく、音量を減らす感じで耳栓・イヤホンを使っているので必要な音はちゃんと耳に届いています!

聴覚過敏って悪いとこだけじゃない!

このように、いろいろ気にしなくてはいけない事も多いため、「大変なんだろうな」と思われた方も少なくないと思いますが、実際当事者である私にとってはいい面もいろいろ感じられているんですよ。

聴覚過敏でよかったなと思うことのひとつに、辛い音が多い分、逆に好きな音もたくさん知っていることがあります。

ASMRが全身で気持ちいい

例えば、一年くらい前からYouTubeなどから話題になった「ASMR」があります。私の周りにも好きだって人は結構いますが、「なんか落ち着く」という感想も多く、実際、咀嚼音、自然などの環境音、生活音などは脳をリラックスさせる作用があるそうです。

私の場合のASMRは脳だけでなく体全体に作用する様に感じていて、全身が癒されます。私的な感覚で説明すると、「優しく包み込み、優しく私の体を撫でてくれる」みたいな感覚があります。

この感覚を友達に話してもピンと来ない様なので、きっとこれは私の様に聴覚過敏を持った人だけが感じられるものなのではないかと、ちょっと嬉しい気持ちにもなります。

他にも、些細な音を拾う性質から、細かい異変に敏感に気づくことができたり、あと、音楽も平均的な感覚より細かく聴けていて、より深く楽しめている可能性を感じられたり、結構ポジティブな面も見つけられています!

音楽でいうと、「ドラムの叩き方」、「ギターの弦の振動の違い」がわかります。音感や音楽の知識は皆無ですが、些細な振動の感覚から各バンドの演奏の仕方の違いはわかります。

確かに、急に大きな音が鳴ると人よりダメージを受けてしまうし、大きな音が出る場所に行きづらかったり、そのせいで交友に支障が出る事もあったりしますが、こうしたポジティブな面も見つけられる様になってからは「悪いことばかりではない」と思える様になり、自分では勝手に、「周りの人には気づかれない特殊な能力を持っているみたいで楽しい!」とさえ思っています^^。

「音」の話無くして語れない、「ワタシ」

このブログを始めるにあたり、「ワタシらしさ」がテーマのひとつだと聞かされました。

ワタシってなんだろ?どんな人間なんだろう?

そんなことを、このブログのライターに加入する中でたくさん考えました。

そして絶対紹介したいと思ったのが今回の音のお話でした。

私にとって、「音」は、ある時は暴力的な敵であり、一方で、ある時は自分の体を癒してくれる、そういう存在です。もしかしたら音に特別な何かを感じたことはないよ、という方もいらっしゃるかも知れませんが、私にとって音との関わり、音との戦いは日常なんですよね。なので、「ワタシらしさ」というテーマを与えられた時、最初に書きたいと思ったことのひとつにあがりました。

文中にも紹介したお通り、普段必須装備となっている耳栓やイヤホンはほぼほぼ隠れているので大学の友人の中にも私のそういう部分を知らないという子は結構いると思います。

でも、実は私ってそういう人なんだよね!

ということがこの記事で発信できたのではないかと思っていて、面倒な事もあるけど、みんなよりちょっと楽しめている事もあるかも、っていうことが伝えられて嬉しく感じています!

 

いかがだったでしょうか?

冒頭で、「苦手な音」について聞きましたが、生きている中で音との付き合いは、一部の耳が不自由な方以外は避けて通れないものだと思います。好きな音ももちろんあると思いますが、苦手な音も皆さん何かしらあるのではないかと思います。

私は、この記事で紹介した様な感じで音と関わっていますが、皆さんはどうでしょう?私も音に攻撃されているよ!とか、私の癒しの音はxxxだ、とか、フィードバックがもらえたら嬉しいなと思いますし、「ワタシ」を語る上で音はとても大事な要素なので今後もいろいろな角度から音に関係するお話を書かせていただくと思いますので、今回の記事が面白いな、って思ってもらえたら嬉しいです!

また、自分も結構苦労している、という方にとって、私流の音との付き合い方が何かのヒントになったら最高ですね!

今日のお話はこれにて〜!

画像元:www.freepik.com

女子大生による、ライフスタイルマガジン。等身大の“ワタシらしさ”を発信しつつ、毎日の生活の中に小さなPLUSを生んで行こう!というプロジェクト的な取り組みです!