朝、起きて、コーヒーの豆をミルでゆっくり挽く。
挽き立ての豆にお湯をゆっくり注ぎ、コーヒーのいい香りが部屋に立ち込める…。
皆さんこんにちは。最近コーヒーミルで豆を挽くのにハマっているFumiです。
皆さんはコーヒーは好きですか?上に書いたような、こんな「カフェ」のようなことを家でできたら最高だと思いませんか?
でも専門用語とか、お湯の温度とか、使う器具とか多くて自分にできる気がしない…
大丈夫!!!
私も以前はなかなかコーヒーミルとかに手を出せていなかったのですが、今回は私の大学の友人でもある、コーヒー研究会部長Tさんに「誰でも美味しいコーヒーを淹れられる3つのアイテム」を教えてもらいました。
不器用な私でも、その3つのアイテムを使ったら簡単に豆から美味しいコーヒーを淹れられるようになりました!毎日お家でChilling Timeを楽しんでいます🌟
それでは、その3つのアイテムの使用方法や、おすすめのショップをTさんにいろいろ教えてもらいましょう〜。
この記事に書いているコト
まずはコーヒー豆!
Tさん「普段ドリップパックやインスタントでコーヒーを飲んでいる方にも、コーヒー豆の挽きたての美味しさを体験して欲しいです!」
Tさんによると、コーヒー豆は一旦挽いてしまうと、豆が酸化されて美味しくなくなってしまうらしいです。ドリップパックで使用されているのは、いつ挽かれた豆なのか分からないため、豆がすでに酸化されてしまっていることが多いのです。
Tさん「中にはコーヒー豆は生鮮食品だという人もいるんだよ〜。」
私も自分で挽いた豆でコーヒーを淹れて初めて、インスタントやドリップパックとの味の違いがわかったような気がします。
では、どんな豆を買えばいいの?
コーヒー豆には浅煎り・中煎り・深煎りの種類がある!
赤くてジューシーなコーヒーチェリーを脱穀すると、「生豆(きまめ)」と呼ばれる、水分をたっぷり含んだ薄い緑色の豆が出てきます。生豆が私たちがよく目にする黒くて硬いコーヒー豆になるまで、焙煎する必要があります。豆を火にかけて油分や水分を飛ばすんですね。
そのとき、どれくらいの程度で焙煎するかによって、コーヒーの味が大きく変わります。
☕️浅煎り
酸味が強く、苦味が少ない味です。お茶感覚でも飲めるため、苦いのが得意でない方にとっても飲みやすいです。
☕️中煎り
苦味と酸味のバランスが取れていて、おすすめ!
☕️深煎り
豆の色が黒めです。味はスモーキーで、苦味が強くその分コクがあります。
ミルクと合わせると最高!
自分の好みに合う焙煎度を見つけよう!
コーヒー豆屋さんに行ってみると、いろんな品種が並んでいて、何が何だかわからない!といったことになりがちですが、まずは「どの焙煎度のものが自分は好きか」から始めてみると、意外と豆選びはシンプルです!
Tさん「豆屋に行くのがハードルが高い方は、Starbucksのお店に行って豆を見つけるのもありです!Starbucksはアメリカの深煎り豆文化から来ていて、そこで扱っている豆は中入りから深煎りのものが多く、初心者の方にもおすすめの焙煎度となっています。」
Tさんのアドバイスを参考にして私も最初の豆はStarbucksで購入しました。(オンラインで)
浅煎りから中煎りの豆をブレンドしたものになっています。パッケージにあるように「柔らかく穏やかな味わい」で、朝一番に飲むと心がとっても癒されます。浅煎り豆なので、そのままで飲んでも苦味が少なく飲みやすかったし、ミルクを入れても美味しかったです。
次にコーヒーミルで豆を挽こう!
先ほど「コーヒーは挽きたての豆で淹れるのが一番美味しい」というお話をしましたが、そのためには豆を挽くミルが必要です!
「ミル」とは?
「ミル」の語源からご紹介しましょう。
押しつぶしたり、細かく砕くこと、あるいは、(小麦粉などの様に)ひいたり砕いたりしたものや、そのための道具を表す。
Weblio 辞書 英和辞典
へぇ〜!何気に初めて知ったかも!
おすすめのミル3選!
カリタ(Kalita) コーヒーミル 手挽き KH-3AM
心をほっこりさせる木調のミル
お値段はAmazonで2,133円(執筆時)。求めやすい価格となっております。
Tさん「僕は最初はこれを購入しました。中の刃に豆が詰まったらブラシではたき落とせば長く使えますし、ずっと愛用しています。」
実は私も購入していて、実際に使ってみると、ハンドルが回しやすくて簡単に豆が挽けるな〜と感じました。
そして何より、部屋に置いているだけで心がほっこりする!!!
スリムなボディ、水洗浄ができて圧倒的に便利
こちらのミルはAmazonで2,081円(執筆時)。こちらはセラミック製なので、豆を挽く時に摩擦熱が生じにくく、熱による豆へのダメージを防ぐことができます。木製ではないので水洗いもできます。
また、ミルの下のカップにメモリが入っていて、挽いた後のコーヒー粉がコーヒー何杯分か、簡単に目で確認することができます。
プロの要求にも応える次世代電動ミル。
こちらは、とんでもないハイクオリティのミルです。なんといっても電動です。
Tさん「電動だとダイアルを合わせたら均等の速さと強さで豆が挽けるので、きめ細かいコーヒー粉が出来上がります。コーヒー豆を挽くときに出る微粉(細かすぎるコーヒー粉)も少なく抑えられるので、毎回まとまった味になるんですよ。」
こちら、どの点においても高品質ということで、お値段はAmazonで54,480円(執筆時)です。初心者には手が出しにくいお値段ですが、コーヒー上級者にとっては間違いなくおすすめの商品となります。
最後はドリッパーでコーヒーを濾過しよう!
豆を買って、豆を挽いたら、最後は濾過です。
お気に入りのカップの上にドリッパーとフィルターをセットします。ドリッパーの中に挽いたコーヒー粉を入れて、85~90度のお湯をゆうーっくり注ぎます。そうすると、美味しいコーヒーの出来上がり!いい香りがしますよ〜
Tさんがおすすめする4大ドリッパー製作会社
その1. 「Kalita」
見た目にぬくもりのある陶器製のドリッパー。樹脂製に比べ保温効果が高く、コーヒーをドリップする素材に向いています。また形状変化や変色に強いのも特徴の一つです。
その2. 「HARIO」
HARIOの耐熱ガラスのほとんどは日本の自社工場で作られています。重金属などは一切使わずピュアな素材だけを用いています。
その3. 「Merita」
メリタの創業者であるメリタ・ベンツさんの秘話をご紹介しましょう。彼女は夫に美味しいコーヒーを淹れたいと思っていました。そこで誰でも簡単に濾過できるドリッパーをなんとか作ろうと開発に取り組み、そうして生まれたのがメリタのドリッパーです。
メリタのドリッパーをつかえば、お湯をドリッパー満杯まで注いでも、お湯が出てくる穴が一つしかないので、お湯がコーヒー粉を通ってカップに注がれる間にじっくり抽出されて、味がちゃんと出てくるのです。
その4. 「Kono」
お湯を注ぐと、すぐに濾過されてカップに注がれるため、お湯を注ぐスキルが問われる、上級者向けのドリッパー。慣れてくると、美味しいコーヒーが淹れられるようになるので、チャレンジャーは試してみては?
この3点であなただけのコーヒータイムを楽しんで!
ここまで、初心者がコーヒーを始めるのにうってつけな3つの器具を、Tさんにいろいろ教えてもらいながらご紹介してまいりました。
いかがでしたでしょうか?
Tさん「コーヒーの世界は奥が深くて、僕もまだまだ道半ばです。コーヒーに正解は無いので、皆さんそれぞれが楽しみを見つけてとにかく楽しんで頂きたいです!」
私も自分で豆を挽いてゆっくり飲むのが毎朝の楽しみになりつつあります。
皆さんもどうか、1日の中でそういった「心が豊かになれる時間」を過ごすことができますように!
それではまた次の記事でお会いしましょう〜👋
Special Thanks! Tさん
取材に付き合ってくれたTさんに感謝を🌟
Tさんが立ち上げたコーヒー研究会のSNSはこちらです!ぜひ覗いてみてくださいね〜。
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